2024年6月
川西阪急デパートのブースイベント7月の茶席でセミナー講師をしてみませんか?とのお声掛けを当時習
っていた中国茶の小林先生よりいただきました。全然自信はなかったのですが、私物の中国茶玩具の
茶ペットがあまりにも可愛くて是非お客様にも見ていただきたいな~♡と思い、中国茶とは関係ない
動機で(笑)思い切ってさせていただくことにしました。

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2024年7月
中国茶ならどのお茶でもよいという事でしたので、その時に選んだお茶が「工芸茶」お湯の中で花咲く
とても魅力的なお茶です。工芸茶セミナーと決めたからにはセミナー資料をもっと詳しく作りたいと、
インターネットや専門書を探しましたが思うように見つからず、最終的に日本にはそのような本が
売られてないのかも、、という結論に達しました。
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2024年8月
ならば、自分の知りたい事をまとめて本にしてみようと、グラフィックデザインの会社を経営している
従弟に相談して写真家の植田三代治さんを紹介してもらいました。
有限会社 植田三代治写真事務所 | 大阪府大阪市 西区 | ゼヒトモ
また家の近くのお店「中国茶cafe珊珊」のオーナー・シャンシャン様のご協力もいただいて、色々な種類
の「工芸茶」茶葉を沢山仕入れてもらいました。
写真 : 中国茶cafe 珊珊 (しゃんしゃん) – 池田/カフェ | 食べログ
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2024年9月
植田さんと友人の玲子さんと私の三人で従弟の事務所での写真撮影にとりかかりました。
私も玲子さんも初めての経験で、何もわからないところからのスタートでした。
工芸茶50種類近くの撮影は大変難しく、また、一つの茶葉にかけられる時間も限られています。
とても苦労しましたが、玲子さんと息を合わせて次の茶葉に熱湯を淹れるタイミングを計ったり、
お茶の色(水色:すいしょく)とポットの中の花が開いて底への納まり具合を見ながら工夫し、
最後は刻々と変化していく水色と戦い?ながら「工芸茶」が一番綺麗に見えるようにポットの
中の花を動かして、植田さんが一瞬の角度を選んで素敵な写真を撮ってくださいました。
そのうちの30種類を選んで本に載せることにしました。
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2024年10月
出来た写真データを元に説明文や工芸茶の紹介文や花言葉など、関係することをまとめたり
茶葉の名前の意味を調べたりしながら、パソコン入力データを印刷して校正したりを繰り返し
少しづつ原稿の形から本の形に変わっていきました。
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茶葉以外の撮影もして頂き、本の全体が見え始めたころ「工芸茶」の魅力をもっと沢山の方
に知ってもらいたい、と思うようになりました。
そこで、かつて住んでいて空き家になっている家をリフォームして「リビングは工芸茶をご提供
できる喫茶花音」に、そして「空いている部屋はレンタルスペース」にしよう、と決めました。
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2024年11月
川西阪急デパートの先生のイベントで2度目の工芸茶セミナー講師をさせていただきました。
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喫茶花音に置く応接セットやセミナー室の会議机や白板など、、色々な物をインターネットで
揃えていきました。工務店さんやカーテンのお店の方と打ち合わせなども行いました。
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2024年12月
親切な工務店さんとスタッフさんの頑張りで思ったより早くリフォームが完成し、二人の若い友人
慶美さんと貴美子さんが、旧宅の食器や割れやすい物を梱包して衣装ケースに詰めてご自分の
ワゴン車それぞれ2台いっぱいに積んで新宅の1F~3Fまで重い荷物を運んで、梱包を開いて、、
を繰り返し、片道だけでも20分の距離を2回も往復して沢山の荷物を運んでくれました。
その後、シルバー人材センターより派遣された方が家中をとっても丁寧に綺麗にしてくれました。
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2025年1月
お正月も過ぎて落ち着いた頃、、、
個展出展のため池田市に来られていた宮崎日南市在住の画家、柿原康司先生の絵を見に行きました。
「第7回 サロン・ド・アール・ジャポネ 2023」グランプリ受賞作家柿原康司インタビュー – 百兵衛ONLINE
その時ふと 喫茶花音のドアを開けた正面の壁に、何かインパクトのある絵が欲しいと思いました。
そこで、先生に以前気に入って買い求めていた「天空の扉」という題名の絵の続きの絵を喫茶店の
正面の壁に掛けたいとお願いしたら、わざわざ掛ける場所を確認しに「寿茶寮」までお越し下さり
描いて下さることを快諾していただきました。☆^^☆☆☆ 出来上がりがとても楽しみです。
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2025年2月
あれやこれやの荷物を納めて、カーテンや照明器具をつけ、何人もの方々や身内の力を借りて沢山あった
段ボールを片付け、部屋の中のインテリアをなんとか整え、最後に友人たちの協力を得て、植田さんに
お茶会のテーブルコーディネイトを撮影して頂きました。これで工芸茶本の写真素材の全部が揃いました。
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2025年3月
以前より迷っていたホームページでしたが、レンタルルームの説明はホームページを見ていただいた方が
早いし分かりやすいから、とリーズナブルな価格にひかれ思い切って問い合わせさせていただきました。
結果「ホームページスタンダード」様とご縁をいただきました。
皆さまとても親切で、素人のあれこれの無茶ぶり注文にも丁寧に対応して頂き、素敵なロゴも考えて
下さり「寿茶寮」ホームページが出来ました。そのロゴを使った名刺もできました。
修正もメールで連絡すると何度でもすぐに対応してくださり、お願いしてよかったと思いました。
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知り合いの絵本作家の「こたしゃん」さん、が固い発泡スチロールで大きな看板を手作りしてくれました。
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「寿茶寮」のお披露目を兼ねてイベント「桜のサロンコンサート」を開催しました。
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2025年4月
インターネットで工芸茶を調べていた時に知りました。お電話で色々教えていただきました。
いつか直接お目にかかりたいと思っていました。卸小売販売・輸入業務-中国茶専門店「姫茶伝」
広島の「姫茶伝」の石田笑香先生のところに、前もって送らせていただいていた仮本の草稿
「工芸茶に魅せられて」を見ていただいてのアドバイスを伺いに行きました。
工芸茶をご自身でも作られたことがあるそうで、憧れの笑香先生♡お会いできて本当に嬉しかったです。
付箋をいっぱい付けて待ってて下さいました。
実は付箋はアドバイス確認後ほとんどをその場で外してしまい残念;。
写真に収めておけばよかったです。この写真はイメージです、実際の付箋はもっと沢山ありました。
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そして若い友人の慶美さんが「寿茶寮インスタグラム」を立ち上げて下さいました。
2025年5月
ホームページにブログのページを作っていただきました。
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こうやってざっと振り返ってみても、色々なことがありました、あっという間の1年間でした。
昨年の今頃は、こんなことになるとは想像もしていなかったです。
あり得ないくらいの色々な方のご協力、ご親切を思い返すと胸がいっぱいになります。
忘れないように、ここに記録させていただきました。